広告 玄米生活のお悩み

「白ごはんがいい」「玄米はまずい」家族の食事にどう向き合う?白米と玄米の使い分けを解説

玄米派と白米派のストレスなくすコツの記事のヘッダー画像

「家族が白ごはんしか食べない」
「子どもが小さいから玄米はまだ無理かも」
「高齢者がいて玄米に変えるのは体調面が不安」

家族の食の好みや、家族の年齢や体調が原因で、玄米生活が始められていなかったり、玄米を食べ続けるのを諦めてしまったりする方もいるかと思います。

うらしまくま
うらしまくま

我が家の夫や子ども達も、白ごはんが大好きです。
「家のごはんを玄米にしたい」と家族に相談すると嫌がられました…。

実際、白米のストックが切れたタイミングで、玄米を炊いて食卓に出しましたが不評でした。

玄米に対する主なクレームの内容は「玄米はお肉のおかずにあわない」「玄米の匂いが嫌」「食感が固い」
家族からそう言われてしまうと、玄米を無理やり我が家の主食として続けるのは気がひけました。

それでも、家族からの不評のために玄米生活を諦めたくなかったので、さまざまな方法を試してみました。
今では、約1年ほど玄米生活を続けることができています。

今回は、白ごはんが大好きな家族がいた場合に起こりがちな衝突や、ストレスの原因、白米と玄米の違いを解説します。

最後に『自分らしく玄米生活を続ける方法』もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

『自分らしく玄米生活を続ける方法』をすぐ読む

玄米に移行したときに、白米派がいる家庭内で感じがちなストレス

ありがちストレスの画像

玄米派と白米派の間には、意見の食い違いから衝突が起きがちです。
玄米派が感じてしまうストレスの例を挙げます。

玄米派と白米派で衝突が起きるストレス

  • おかずにあわないと言われる
  • 玄米の味や匂いを嫌がられる
  • 固いから噛みにくく、消化できるか不安

おかずにあわないと言われる

ガッツリおかずと白ごはんの組み合わせが大好きな方は、玄米ごはんは食が進まないという考えを持っています。
玄米はあっさり味の和食やヴィーガン食のイメージも強いので、避けられてしまうのも無理はないです。

ただ、洋食や中華の料理にあわせても玄米はおいしく食べられるので、レシピ次第で家族からのイメージが良くなる可能性があります。
我が家では、玄米ごはんでチャーハンやドリアを作ると家族からの高評価をもらえます。

玄米の味や匂いを嫌がられる

そもそも玄米ごはんを食べてきたことがないと「玄米はおいしい」と感じる機会に出会っていません。
玄米は、食べ始めに皮の部分の味を強く感じますので、食べ慣れていない方は違和感を感じます。

味だけでなく、香りも食事には重要なポイントで、玄米の香り、いわゆる穀物臭が苦手という方も多いです。
我が家の夫も「玄米の炊きあがった匂いが嫌」と言っていました。

味や匂いは食べ続けると慣れてくる場合はあります。
ただ、無理に推し進めるよりも、食べやすいように調理したり、玄米にあうおかずを一緒に出したりする方が有効な対策です。

うらしまくま
うらしまくま

私自身で言うと玄米生活が習慣になった今では、白ごはんを食べると味の物足りなさを感じることがあります。
それでも、夫が言う「カレーには白ごはん!」という気持ちもよく分かります。

例えばカレーライスを作る場合も、昔ながらのカレーの日は白米にしたり、スパイス強めのキーマカレーの日は玄米をあわせたりと使い分けています。

固いから噛みにくく、消化できるか不安

高齢者や乳幼児のいるご家庭ですと、玄米を取り入れられるか心配ですよね。

確かに咀嚼力が弱い家族がいる場合、玄米は消化の為によく噛む必要がありますのでおすすめはできません。
早食いの方も玄米をおすすめしない対象に含みます。

そのような場合は、ご家族の事情を大事にしてください。

まずはご自身だけで玄米ごはんを食べる方法をとった方が安心です。

後ほど記載する自分や家族が我慢しない食事方法も参考にしてみてください。

「玄米はまずい」「白米は栄養がない」視点がそもそも違うのがストレスの原因

玄米派と白米派のストレスの原因の画像

年齢・体質の要因は除いて、ご家族の好みだけで衝突してしまいそうな時は、無理に相手の意志を変えようとしないでください。

なぜなら、玄米派と白米派の見ている視点が違っているからです。
それぞれがどのような想いを持っているのかが分かると、相手への理解が深まります。

玄米派は美容や健康など重視。『未来の自分と家族』を見据えている

玄米を食べたい、食べようとしている方は、玄米の栄養をメリットに感じています。
毎日の主食だからこそ、美容や健康に少しでも効果があるものを摂りたいという想いからです。

それは、自分と家族が健やかに過ごしている未来を期待していることに繋がります。

白米派は味や匂いを重視。『今この瞬間の食卓』を大切にしている

白米が好き、玄米はイマイチだという方は、慣れ親しんだ白米の風味から離れたくないと考えています。
玄米派がメリットに感じている玄米の栄養効果については優先順位が低いです。

すでに習慣化された食事に違和感が混ざるのが苦手で、玄米に拒否反応を示したり、面倒に感じたりします。
これは、自分の目の前にある食事を大事にしていると言えます。

玄米派も白米派も納得。自分や家族が我慢しないお米の食べ方

「玄米は食べたくない」「白米より玄米の方が栄養あるのに」「白ごはんがないと食が進まない」…
さまざまな食事の好みがありますが、意見を押し付け合うよりも、まずはお互いの考えを理解することが大切です。

食事は毎日のことですので、納得感がなければ誰かが我慢したり、不満を抱えたり、それはお互いの本望ではないと思います。

自分や家族が我慢しないために歩み寄ること。
そんな場合におすすめの食事方法8つをまとめました。

  • 玄米を柔らかめに炊く
  • 白米と玄米を混ぜて炊く
  • 白米デー・玄米デーを分ける
  • 玄米があうおかずといっしょに出す
  • 分づき米をつかう
  • 雑穀米にする
  • 玄米の加工商品を活用する
  • 家族は白米、自分は玄米を食べる

ひとつずつ解説していきます。

玄米を柔らかめに炊く

玄米を柔らかく炊くには、浸水時間を長くしたり、皮を傷つけるように洗って水分を含みやすくしましょう。

玄米の固さが緩和されて食べやすくなり、消化にも良くなります。

浸水のための時間がかかったり、しっかり玄米を洗ったりする手間が必要です。

白米と玄米を混ぜて炊く

白米と玄米を混ぜて炊く場合は、最初は白米の割合を多くして炊飯するのがコツです。
家族の反応をみながら徐々に増やしてみてください。

玄米の味と匂いが和らぎます。
玄米100%で炊くよりも柔らかいので食べやすくなります。

炊飯の度に、白米と玄米の2種類を測る手間があります。
玄米と白米の食感が混ざる為、好き嫌いが分かれる場合も。

白米デー、玄米デーなど食べるタイミングを決める

白米デー、玄米デーなど食べるタイミングを決めるという場合は、「夜ごはんだけ玄米」「曜日ごとに分ける」など自分も家族も分かりやすくルール化しておきましょう。

例えば「夫は玄米が嫌い。だから夫が仕事の日に、私と子ども達のお昼ごはんを玄米メニューにしよう」というように、玄米が苦手な人が外出している日を玄米デーと決めるのもおすすめです。

主食が確定していると、献立も決めやすくなっていきます。
上手く使い分けるとイベント化できて、楽しい食卓をつくれます。

どの日を白米デーor玄米デーにするかは、家族の協力も必要です。
出す日をちゃんと決めておかないと「今日は白米デーだっけ?」と迷う原因になります。

玄米にあうおかずといっしょに食べる

玄米にあうおかずといっしょに食べると、食が進みやすくなります。

玄米は意外とどのジャンルの料理にもあいます。
和食、洋食、中華とジャンルを変えておかずを作ってみてください。

味付けも薄いもの、濃いものと試して反応をみると、だんだん家庭の定番メニューができあがってきます。

玄米にあうおかずが見つかれば、玄米生活が定着しやすくなります。
おかずとセットでおいしい食事というイメージが付くので、家族からの玄米に対する印象が良くなります。

おかずのレシピを探す手間がかかります。
家族の口にあうものが見つかるまで、いくつか違うレシピに挑戦してみる必要があります。

分づき米をつかう

分づき米(分搗米/ぶづきまい)とは、玄米を精米するときにぬかや胚芽を残したお米のことです。
ぬか層を残す割合は、7分づき、5分づき、3分づきがあります。
数字が大きいほど、食感や味が白米に近くなります。

最初は、最も白米に近い『7分づき』からスタートするのがおすすめです。
7分〜5分づきくらいまでなら子どもでも食べやすく、幼児用の給食で提供する保育園や幼稚園もあるほどです。

ご自宅に精米機があれば、家族の調子にあわせて精米具合を変えられます。

玄米より食べやすく、白米より栄養が残っているため、玄米と白米の良いとこどりができます。
分づき米の1種類で済ませられるので、自分用と家族用に白米と玄米を炊き分ける手間がなく、保管も楽です。

実店舗で、分づき米の状態で販売している所は少ないです。
スーパー・農協などで精米機を置いている所がありますが、お米を運ぶ、精米する作業が発生します。
自宅で精米する場合は、精米機の購入と、そのつど精米する手間が必要です。

雑穀米にする

玄米が難しい場合、雑穀米を試す方法もあります。

雑穀米とは、白米に雑穀を混ぜる前提であらかじめ雑穀がミックスされた商品のことです。
雑穀の種類は、黒米、キヌア、アマランサス、ひえ、あわ、ハトムギなどが主流です。
玄米が少量含まれている商品もあります。

玄米そのものではないですが、白米に栄養をプラスできるという点では主食のクオリティが上がります。

商品によって入っている雑穀の種類がさまざまですので、パッケージの食品表示を確認して原材料を確認してみてください。

食品表示の見方ですが、使用した原材料に占める重量の割合の高いものから順に記載されています。
農林水産省のWebサイトにも、子ども向けですが食品表示に関する簡単な説明があります。

1回分で個包装されていて、炊飯釜に入れるだけという商品がほとんどなので準備が簡単です。
雑穀商品は白米と同じくらいの時間で炊けるものがほとんどなので、調理時間の調整もしやすいです。

雑穀は生の状態では固いため、炊飯前に白米と混ぜておいてから炊く必要があります。
加熱済みの雑穀商品も販売されていますが、開封すると日持ちしません。
また、雑穀は味や匂いの主張が強い商品もあり、玄米より口に合わない場合があります。

玄米の加工商品を活用する

玄米の加工商品は、スープ、お菓子、インスタント食品など、さまざまなカテゴリで販売されています。
こうした加工食品も上手く取り入れると、玄米生活を続けるための小さなステップになります。

我が家では『玄米ぽんせん』をよく購入します。
原材料は玄米のみで、ふわサクッとしたパフ食感。
小腹が空いたときの間食や、子どものおやつとして使えて便利です!

食べやすく加工されているので、簡単に栄養補給しやすいです。
高齢者、子どもが食べられる商品も販売されているので、あれこれ探す楽しみも生まれます。

主食で食べるのか、おやつなのか、摂り方のメリハリをつけるのは重要です。
商品によっては添加物も含まれているので、気になる方は食品表示や栄養成分表をチェックしましょう。

家族は白米、自分は玄米を食べる

家族は白米、自分は玄米を食べる、というように完全に分けたい場合は、米パックを活用したり、玄米を冷凍ストックしたり、準備方法が肝心です。
主食が違うだけで、おかずは家族と同じものを食べられるため、違和感なく家族との食事時間を楽しめます。

お互いに食べたいものを食べられるので、満足感がアップします。
家庭の事情に関係なく玄米生活を続けやすいです。

自分の食べる分やストックを、家族とは別で用意する手間が必要です。
また、自分なりのルールを決めずに、いきなり色々始めてしまうと準備の手間が増えることも。

どのようなタイミングや頻度、作り方、レシピだと、玄米生活が実現しやすいか、視点を変えてみると対策が考えやすいです。
ご家庭の事情やライフスタイルにあわせてお試しください。

玄米が食べられない家族がいても、自分らしく玄米生活を続ける方法

自分らしい玄米生活の味方の画像

体調や年齢の要因で玄米を食べられない家族がいる、どうしても家族の協力を得られそうにない、という場合は、まずは自分が食べる分の玄米ごはんを準備する方法で始めてください。

玄米のおすすめ準備方法

  • 玄米パックを取り入れる
  • 玄米をまとめて炊いて冷凍しておく
  • 炊飯器以外の道具で炊き分ける

下記でひとつずつ説明させていただきます。

玄米パックを取り入れる

玄米生活の初心者さん向けの記事でも書いていますが、玄米の導入に玄米パックはぴったりです。
理由は、白米派の家族には炊飯器で白ごはんを炊いて、自分の分は玄米パックをレンチンで加熱するだけでOKだからです。

準備に手間がかからないというのは、玄米生活を続ける上で非常に大切です!

ご家庭の主食のメインが白米であっても、玄米パックなら保管と後片付けが簡単なのもメリットです。
玄米パックは1食分の小分けタイプなので、そのまま食べられてお茶わんを洗うのも不要で楽ちんです!

ただ、大量にストックする場合はかさばる為、保管場所の幅をとってしまうデメリットはあります。

玄米ごはんをまとめて炊いて冷凍しておく

玄米ごはんを冷凍する場合は、食事とは別のタイミングで炊飯器を使って、玄米を何食分かまとめて炊きます。

メリットは、玄米パックを買い置きするよりコスパが良いことです。
デメリットは、冷凍庫に玄米の冷凍ストックを保管するスペースを空けておく必要があることです。

玄米ごはんの冷凍ストックには、MARNA(マーナ)極 冷凍ごはん容器がおすすめです!

こちらは1商品で2個セットですので、ごはん2膳分です。

私は最初に2個セットを買って「これは便利だ」と実感できたので、後日2個セットを買い足しました。
全部で4個持っているのですが、毎日使いまわすのにちょうど良い数です。

うらしまくま
うらしまくま

容器のまま食べる→食べ終わったら食洗機に入れる→玄米を炊いたら容器に詰めて冷凍→冷凍庫から出してレンチン…のルーティンができたとき、玄米生活がグッと続けやすくなりました!

会社に持っていく玄米ごはんのためのお弁当としても使えますよ。

デメリットはほとんどありませんが、パーツが全部で3個(フタ、本体、すのこ)あります。
お茶わんに比べると洗いものが増えます。

我が家の場合は、ふだんの料理で使うお皿は食洗機で洗っています。
お皿とお皿のスキマにパーツを突っ込むだけなので手間に感じたことはありません。

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炊飯器以外の道具で炊き分ける

炊飯器が空になるタイミングがない…という方には、炊飯器以外の調理器具で玄米ごはんを炊きましょう。
玄米ごはんは鍋でも炊けますが、ぜひ使っていただきたいのは電気圧力鍋です。

玄米ごはんを炊く以外にも、おかずの調理や作り置きなど、万能に使えるという点からおすすめします。

うらしまくま
うらしまくま

我が家にもアイリスオーヤマの電気圧力鍋があります。
玄米ごはんを炊いた後にサッと釜だけ洗って、次はおかずの調理に使うといった感じで、フル稼働してくれています!

参考に我が家で使っている機種をご紹介します。

アイリスオーヤマ 電気圧力鍋 2.2L PC-MA2
【サイズ】幅 約28.2×奥行 約27.4×高さ 約21.3cm
【炊飯容量】白米 3合、玄米 2合
【調理機能】圧力調理、温度調理、低温・発酵調理、なべモード、無水調理、蒸し調理

玄米ごはんを最大量の2合で炊くと、先にご紹介したマーナの冷凍ごはん容器の4個分に、ちょうど良く収まります!

デメリットとしては、キッチンに電気圧力鍋を置くためのスペースを確保する必要があることです。
電気圧力鍋を置くスペースの電源タップを、常に1箇所空けておくとスムーズに使い始められますよ。

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まとめ|白ごはんを食べたい気持ちは尊重。玄米ごはんの準備テクで習慣化する

今回は玄米を食べたいと思ったときに障害になりがちな、白米派の家族との向き合い方をお伝えしました。

もしご家庭の事情だけで、玄米生活を諦めているのだとしたらもったいないです。

もちろん、白ごはんが好きな家族の気持ちを理解することは大切です。
その上で、白米と玄米の使い分けをしたり、玄米ごはんの準備や食べるタイミングを調整したりなど、トライできそうなものから試してみてください。

自分一人だけで我慢しないで、食べたいものを食べる暮らしは穏やかな気持ちで過ごせますよ!

こちらの記事が、自分らしい玄米生活を始める参考になりましたら幸いです。

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